Ugly Christmas Sweaterってご存知でしょうか?

アグリークリスマスセーター。つまり醜いクリスマスセーターという意味。なぜか北米ではクリスマス前になるとたくさんのアグリークリスマスセーターが店頭に出てきます。写真で見るように、とにかく派手で、大げさ、子供っぽいデザイン。トナカイとか雪だるまの大き目なデザインで、色は赤と緑、白が基本。これを大人も着るのです。学校(小中高)では’Ugly Christmas Sweater Day’ という日まであり、必ずではありませんが大勢の子供たちが着て学校へやってきます。恐らく1年で、多くて2日か3日着るか着ないかのセーターなので(意外と高いし)買うのをためらう品物です。

北米のクリスマスは毎年変わらない、トラディショナルな決まりごとがたくさんあります。ドアにつけるリースに始まり、家のライトアップ、ツリーの下のプレゼント、エッグノッグ(日本の甘酒のような飲み物)、そしてディナーはターキーを焼いてクランベリーソースをつけて食べる。そしてなるべく、遠く離れた家族は集まって過ごします。きっとこの毎年恒例、ということが1年の終わりを感じるために必要なセットアップなのかもしれません。日本はどちらかと言うとクリスマスは若者のデートのハイライト、といったイメージもありますが。

国が違うと文化も変わりますが、クリスマスには人の温かさを感じたいという意味では同じですね。皆様もどうぞ暖かく楽しいクリスマスを。

サマンサ